読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

笑えるエロゲで打線組んだ・現代版

笑えるエロゲで打線組んだwww
というブログ記事をいまさら見つけたので&エロゲ好きで野球好きでブログ書いてたら一度くらいはエロゲで何かの打線組んでみたいと思って。

だいたい笑えるエロゲの話になると「俺つば」とか「ひまチャキ」とか「つよきす」とか、さらに遡って「それ散る」とか「秋桜の空に」とか「Rumble~バンカラ夜叉姫」とか、古いゲームの話に終始することが多いのでここは逆に現代の(2010年以降の)ゲーム限定であげてみる。



1:(二)フツウノファンタジー(2012)
たとえば大爆笑をホームラン、思わず声出して笑っちゃうようなのを長打、クスっと笑うのを単打だとすると、このゲームはホームランは殆どないのですが単打をめっちゃ打って二塁打三塁打もたまに打つ、そんな優秀な一番打者のお手本みたいなゲームです。ゲームタイトルの印象とは違って、いやある意味タイトル通りか、この作品はドラクエとかFFとかの「普通の」ファンタジー(というかJRPG)をメタパロディしまくったみたいなゲームでして、そのパロディの勢いと鋭さが切れ味良くてめっちゃ笑えるのです。まあ言葉で説明するよりも、このゲームは20分もプレイすればどういう笑いを仕掛けてくるのか十分に分かるタイプですので是非とも体験版をやってみましょう。
欠点としては序盤はギャグ多いしめっちゃ笑えるのですが、だんだんと笑いどころが少なくなる、ゲーム進めれば進めるほどギャグの質や切れ味が落ちてくるとかそういうことではなくて単純にギャグ自体が無くなってくる、というところがあります。春先は首位打者狙えるくらいなんだけど交流戦あたりから徐々に勢い落ちていって、夏頃には行方不明扱いされてる、そんなタイプではある。


2:(中)プラマイウォーズ(2015)
現代笑えるエロゲ界の代表格でもあるメーカーAsaプロジェクト、その最新作にしてこれまでと異なった面を見せる意欲作がこちらになります。今までのAsaプロの作品というのはですね、笑えるところはすごく笑えるのですけど、笑えないところは全然笑えない、てゆうかギャグが存在していない箇所が多々あるというものでありました。これは単純に、複数ライターで書かれているのですが、ギャグが上手い/ギャグを書かれるライターさんがおおよそ一人しかいなくて、その方が担当していない場面はギャグや笑いがそもそも存在しなくなる、といったところに理由があります。その代わり笑える箇所は打率も良い上にホームランや長打もガンガン打ってきます。今までのアサプロの作品は『めいくるっ!』以降ずっと基本的にそういう形であったわけです。しかしこのAsaプロ兄弟の末っ子は、兄たちと違って全ての共通ルート全ての個別ルートに笑いがあるのです。笑いを書けるライターさんが2人だか3人だかになったおかげで、今までと異なりちゃんとゲームの隅から隅まで笑いとギャグがある。ただ同時に、今までの作品はホームランとか長打クラスの大きい当たり(大爆笑できるネタ)が結構あったのですが、今作ではそこが弱くなって、笑いは増えたんだけど爆笑は減った、長打は減ったんだけど単打は増えた、そんな感じではあります。HR・長打に関してはアサプロ兄弟の中で一番しょぼいかもしれないけど、打率に関しては郡を抜いている。


3:(右)らぶおぶ恋愛皇帝 of LOVE(2013)
笑いのポテンシャルに関しては笑えるエロゲ球界最高レベルといっても過言ではない。とにかく会話のセンス、言葉のセンスがずば抜けてますしなんかもうとにかくみなさん買えばいいよ!やればいいよ!とかそんな感じです。俺はこのゲーム好きすぎて愛しすぎてそれでいて妬ましすぎてなんか語ろうとすると感情の交錯からゲロ吐きそうになるのであんま語りたくない。今も吐きそうである。
世間の評判的には「合う・合わない」が結構あるみたいでして、ポテンシャルは評価するけどそれを上手く発揮できていないんじゃないか、なんて評価もある。それこそ現役選手でいうならイメージ的には昨シーズンの梶谷(De)とか丸(広島)のような、ポテンシャルの高さをいまいち活かしきれていない、ガンガン振ってくるタイプなので当れば怖いけど三振量産になるかもしれない、そんな感じではあります。


4:(指)恋愛0キロメートル(2011)
『プラマイウォーズ』とは打って変わってガンガン振り回し長打打ちまくる時代のAsaプロ代表作。ひとつのネタの破壊力、笑いの威力という意味では最高レベルの作品です。また結構きわどいネタとか変り種のギャグとか「そこでボケるの?!」みたいなシーンでボケたりとか、かなり攻めてる笑いを見せてきます。言うなればボール気味の球とかワンバンしそうな球もガンガン振ってそれをなぜかスタンドに運ぶとかそんなタイプ。勿論例のごとくのAsaプロなので、たとえば個別ルートの半分くらいはまったく笑いがない(ギャグの質が下がるとかじゃなくて普通にギャグがなくなる)みたいなところもあります。調子悪いときはまるで打てなくなるけど、絶好調時は何でも遠くに飛ばせるタイプ。


5:(一)アッチむいて恋(2010)
これも『恋愛0キロメートル』と同じAsaプロ作品。特徴も前者と同じで、笑えるところはすっごく笑えるのだけどゲーム全体の半分くらいはギャグや笑いそのものが存在しなくなる。ただ笑えるところは本当に笑えて、また「恋愛0キロ」よりもオーソドックスというか王道的な笑い・ギャグが多いのでこちらの方が万人受けするんじゃないかという気もします。あと何気にシナリオも良い。Asaプロ史上一番良いと言っていいのではないでしょうか。つまるところ、コンスタントにヒットを打つし大きいのも飛ばせる、シナリオ(守備)も良い、でもやっぱり調子が底の時は自動アウトになるみたいなタイプ。


6:(左)ラブラブル(2011)
『らぶでれーしょん』以降、どれもこれも死ぬほどイチャイチャして狂いそうになるほど萌えてなおかつギャグがえらく笑えるというゲームを送り続けている名門SMEEから。一般的には萌えゲーとして知られていますが、実は笑いも素晴らしいものを持っています。ちなみに他のSMEE作品も遜色ない笑い力ですが、あえて一発長打の面から見るとラブラブルが一番かなぁと。ただ基本的には笑いやギャグのゲームではなく、萌えゲー・イチャラブゲーなので笑いの要素はメインではない、てゆうか後半になればなるほど(笑い・ギャグは)どんどんフェードアウトしていくという面もあります。才能的にはトップクラスなので、仮にもしSMEEがギャグメインの作品を作ったらとんでもないことになるんじゃないかなあ。


7:(三)追奏のオーグメント(2012)
本当にきわどいゲーム。何もかもがきわどい。まるでコントのようなやり取りとか、「であるからして~」みたいなお前そんなとこ着目すんのかよ!的なあるあるネタ、はっちゃけたキャラなどできっちり笑わせにくるけれど、同時に下ネタがもう手の施しようがないほど多くて、多分人によってはメーカー名通り「地雷」になる。つうか僕も繰り返されまくった生理ネタなんかには本当に嫌悪感覚えましたしね。シナリオも十年以上前のエロゲみたいなめっちゃエッジの効いたもので個人的には高評価なんですけど、人によってはやはりこれも「地雷」だろう。笑えるけど地雷かもしれない、あるいは笑いが逃げ切るか嫌悪感に追いつかれるかのチキンレース、そんな感じです。


8:(遊)あえて無視するキミとの未来(2012)
さすが主人公の所属している部活が漫才部というだけあってすごく面白いです。会話でボケをかましさらにボケをかましさらに…というボケまくりの会話の勢いで攻めてくる。ツッコミ不在のダブルボケ、ボケの応酬で笑わしていくスタイルです。荒削りだけど手数と勢いで強引に笑いに持ってこれる。とはいえ当然ながら笑いがメインのゲームではないのと、スタイルが独特なので人によって合う・合わないが結構分かれるところがあると思います。実に体験版を触ってみるとよろしいかと。


9:(捕)ひのまるっ(2010)
最近のエロゲシナリオライターでギャグ書くのが上手い人と言えば、上にも出てきたAsaプロの人、SMEEの人、はと氏、そして籐太先生が個人的には思い浮かぶわけです。その籐太作品の中でも最もギャグゲー寄りなのがこちら。いわゆる奇人変人な登場人物たちと楽しくワイワイ過ごす系のゲームではあるのですが、そこに籐太先生ならではのシビアさや厳しさ・残酷さ、妙なシュールさ、言語センスの良さ、はっちゃけるというか謎の展開、などが混入されていてさらに楽しくなっております。たとえばエッチしてたらチンコ抜けなくなって困ったどうしようってネタだけで個別ルート全5話くらいの内の1話を使い潰すとか本当どうかしてる。笑い・楽しさのイメージとしてはタカヒロ・さかき傘・はと、三者のちょうど中間みたいな感じではあるのでこの人たちの作品が好きな人には(どし黒でも桜花センゴクでもいいけど)特にオススメしたいです。


先発:はるまで、くるる(2012)
ド直球。下ネタ、きわどいネタ、シュールなネタ、何人が付いてこれるんだみたいなネタ、いたって普通にまっとうに面白いネタ、それらを150km越えストレートでガンガンぶん投げてくる感じです。荒れ気味の豪速球で強引に押し切る戦法。とはいえ荒れ気味(エッジの効いたネタだらけ)なので、人によっては四球・デッドボール連発になるかもしれない。そんなわけで合う・合わないは大きそうだけど、合う人にはたまらないものがあります。シナリオも素晴らしいですしね。


中継ぎ:ド田舎ちゃんねる5(2010)
田舎の学生たちが自分たちでローカルテレビかなんかの番組を作るっていうゲームなのですが、そのテレビ番組がクッソ面白いのです。しょーじきテレビ番組以外の部分は笑えるとこ全然ないのですが、番組部分だけはガチ。ゲーム全体における何十分の1とかそれ以下くらいの分量しかないですけど、しかしその僅かな部分が、笑いを取れる武器になっている。まあ絶対の鉄板ネタというほどではないですけど。つまりたとえるなら颯爽とやってきて左打者殺して帰っていくけど打たれる時は打たれる2015九古(ヤ)とか満塁でど真ん中ストレート投げて殺していくけど打たれてる時は打たれる2015長田(De)みたいな優秀な中継ぎピッチャーという感じ。


抑え:なつくもゆるる(2013)
メーカー・ライターの前作『はるまで、くるる』と似たギャグ・笑いなのですが、より鋭く・激しくエッジが効いてて、つまりより豪速球になっている感じです。てゆうかもう石直球と呼ぶのが死ぬほどふさわしい。そんな感じの笑いです。


あとは俺つばアフター(2010)とか、まじこいS(2012)、あの晴れわたる空より高く(2014)、桜花センゴク(2010)、どうして、そんなに黒い髪が好きなの?(2014)、SMEEの他の作品などもオススメです。個人的には東ノ助作品とか新島夕作品におけるギャグなんかも好き(ギャグメインの作品では全くないけど)
ただまあここまで書いといてアレですけど、笑いとしての評判高かった「アドレセンス」や「ねえちゃんごめん」が個人的にはイマイチだったように、あるいはお笑い芸人やバラエティ番組やギャグ漫画の笑える・笑えないがそうであるように、「笑い」については本当に個人差大きいので、実際これらのゲームもやったら笑えるかどうかはわかんねえっす、悪いことは言わないので体験版やるといいっすとかそんな感じです。